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街・お店

2023.01.30

田園調布の西側ですてきな街並みと自然に癒されました

前回の記事「新卒でも田園調布で一人暮らしできるのか調べてみました!」はこちら

 

 

駅を降りると1番に目に入ってくるのが、レトロでかわいいおもちゃみたいな駅舎です。

屋根の形はヨーロッパ中世期の民家がモデルになっている造りだそうです。

1923年に田園調布の再開発と共に建築され、一度解体された後、2000年に街のシンブルとして復活しました。

現在駅舎としては使われていません。

この日は晴天だったので、なおさら映画みたいな眺めでした。

 

午前中は、黄色いで丸で囲まれているエリアを周り、きれいに区画整備された駅の西側の住宅地と、豊富な公園を中心に街歩きしました。この記事ではその様子をお伝えします。

午後は駅の東側に、おいしいものを中心に歩きに行きました。その様子は別の記事でお話していきます。

 

街歩きの前にドイツの加工肉専門店「メッツゲライ ササキ」でお昼を食べました。

気になっていたお店で、前だけ覗こうと思っていたのですが、我慢できずに入ってしまいました。

 

 

ショーケースには、ケーキにも見える色とりどりのパテが並んでいます。

このお店では、ドイツで3年間修業し国家資格の「ゲゼル」を取得したシェフたちが、本格的なドイツのソーセージやハム、パテなどの加工肉を販売しています。

中でも福田シェフは「2021年パテ・クルート世界選手権」で優勝し、世界一位に輝いた方なんだそうです。

かわいくておいしそうなパテに後ろ髪をひかれつつ、3種のソーセージのプレートを頼みました。

 

 

 

ギュっとお肉の味と香りが詰め込まれているようなおいしさで、食感も肉々しく、一口ごとに気持ちもお腹も満たされました。

 

お店を出て住宅街へ進みます。

 

 

駅から放射状に伸びる道の一本を進んだのですが、圧巻される街並みでした。

まず目に入ってくるのが、緑の多さです。

立派な街路樹だけでなく、ほとんどの家にある生け垣や植え込みも一役買っています。

道の脇に並ぶ家々は、全部ただならぬ広さとかっこいいデザインです。

見たことない造りの家や、まるで美術館やお店のような外観の家が並んでおり、映画の世界観に入り込んだように感じてしまいます。

 

また、道を歩いていると塀の低さに気が付きます。

私が歩いた道には、高くても目線の高さくらいまでの生け垣しかありませんでした。

田園調布の住民同士のつながりの強さが表れています。

 

うきうき歩いていると宝来公園に着きました。

 

 

住宅街の中とは思えない自然の多い広い公園ですが、街自体に緑が多いので馴染んでいます。

 

 

こちらは公園の中にあった古そうな石段ですが、左右で石段の高さが違っていました。

小さい子供や高齢の方に配慮してのことでしょうか。

田園調布らしい、暮らす人への配慮が感じられます。

 

宝来公園のすぐ近くには、多摩川台公園があります。

細長く、見晴らしのいい公園で、中に古墳群やアジサイ園もあるという広い公園です。

 

 

公園の中にはベンチも数多く設置されており、散歩する人や、ベンチに腰掛けて休憩する人などたくさんの人が思い思いに時間を過ごしていました。

リュックを枕に寝ているスーツの人もいて、のどかな時間の流れを感じました。

 

 

ちなみに古墳群は目に見えるものではないようです。

 

 

公園を南の端まで歩いていくと、浅間神社があります。

 

 

浅間神社も階段を上った先にあり、緑に囲まれています。

神社の高台からは、多摩川とその先の川崎市が一望できます。

 

 

神社のすぐ近くに多摩川駅があり、駅を挟んで反対側にはせせらぎ公園があります。

もともとは「多摩川園」という遊園地があった場所だそうです。

公園の多さと、一つ一つの公園の広さには驚かされます。

せせらぎ公園の中には大田区のコミュニティセンター「せせらぎ館」があるのですが、この施設がとてもよかったのでご紹介します。

 

 

せせらぎ館は隈研吾のデザインによるもので、「森の縁側」がキーコンセプトになっているそうです。

外壁が一面窓になっていて解放感がある作りですが、外から見ると公園の緑が反射して、自然の中に溶け込んでいます。和風の屋根も特徴的です。

せせらぎ館の外には芝生のスペースがあり、小さい子を連れた親子や、先生に引率されている幼稚園児が遊んでいました。

 

 

施設の中に入ると、木目が印象的な空間が広がっています。

本も置かれているほか、フリーWi-Fiもあり、飲食も可能という懐の深い施設です。

近所に会ったら居着いてしまいそうです。

 

 

イベントも数多く開催しているそうです。

横のつながりが強いというだけあって、地域コミュニティの活動が豊かなようです。

 

ここで一休みし、この後駅の東側を散策しました。

西側はいかにも「高級住宅街」という街並みでしたが、排他的だったり高圧的だったりするような雰囲気は一切なく、暮らす人への配慮が行き届いており、どこにいても人の気配を感じる温かい街という印象でした。

緑も多く、治安もよく、特にファミリー層には暮らしやすそうです。

 

一方東側では、魅力的なお店や飲食店に溢れ、西側とは違う一面を見られました。

 

また、田園調布で一人暮らしできる物件の内見もしてきたので、

ぜひ前回の記事もご覧ください!

前回の記事「新卒でも田園調布で一人暮らしできるのか調べてみました!」はこちら

 

writer  C.Yamada

 

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