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2023.01.06

浅草について③~浅草の楽しみ方(続き)~

前回の記事「浅草について②~浅草の楽しみ方~」はこちら

 

(4)再開発が進む「浅草六区」

 

 

 

 

 

大正時代、大変な賑わいを見せていた浅草六区ですが、現在再開発が進んでおり、買物の楽しい通りになりつつあります。

浅草演芸ホールや、浅草ロック座などの歴史あるエンタメも残りつつ、ドン・キホーテや、物産館のまるごとにっぽん、ユニクロの大型店舗などが立ち並んでいます。

また、浅草ROXというショッピングモールも私が小学生の時から近所の人に人気です。

浅草に住んだら、買物でくることが多いエリアかもしれません。

ちなみに、鬼滅の刃で炭治郎が初めて鬼舞辻󠄀無惨に会うシーンもこのあたりです。

 

〈グルメ情報:手土産なら…「小桜」のかりんとう・「桃太郎」のお団子と豆大福〉

場所は少し離れていますが、買物の話題になったので、おすすめの手土産をご紹介します。

 

 

小桜のかりんとうは、「かりんとう」の概念を変える、上品なおいしさが特徴です。

もともとかりんとうは、江戸では、安価な黒砂糖を使った「太くて短い駄菓子」だったそうです。

それを「小ぶりで甘さ控えめで飽きの来ない味」「健康志向の素材」「新しい感覚」という3つのコンセプトで高級な贈り物として生まれ変わらせたのが、小桜です。

看板商品は、カラフルなかわいさが特徴の「ゆめじ」だそうで、細長い繊細な形に、上品な甘さがとてもおいしいです。

私はいつも自分と家族用に買いますが、子供にも大人にも喜ばれる素敵な手土産になりそうです。

 

・店舗情報

かりんとう小桜

所在地:東京都台東区浅草4-14-10

営業時間:10:00-17:30

定休日:日曜

公式オンラインショップ:https://kozakura.shop-pro.jp/

 

 

桃太郎は、浅草ROXから大通りを渡ったところにある小さな和菓子屋です。

とても伝統あるお店で、母に「浅草でお団子を買うならここ」とおすすめされました。幼稚園の頃、送り迎えのバスがこのお店の前にとまるので、よく祖母に買ってもらっていた、思い出の味だそうです。

醤油を塗って焼いた、シンプルで香ばしい「焼団子」が1番人気ですが、残念ながら1月は販売しておらず、2番人気の豆大福を買ってきました。

たっぷりの豆に、甘さ控えめの上品なあんこと、ほのかに感じる塩気が後を引きます。

おいしいお団子が食べたいとき、おいしい和菓子を手土産に買いたいときはここがおすすめです。

 

・店舗情報

桃太郎

所在地:東京都台東区西浅草2-13-10

営業時間:9:30-18:00

定休日:不定休

電話番号:03-3841-1287

※焼き団子の販売期間は2月から年末だそうです

 

(5)かっぱ橋道具街

 

 

かっぱ橋道具街は、今までご紹介してきたあたりからは少し離れますが、十分歩いていける範囲にあります。

この商店街は、小売店に卸す問屋が並んでいて、普通では買えないものを売っています。

食品サンプルのお店が多いことで観光客に人気ですが、それ以外にも、看板や食器、調理器具、包装用品など、食品系のお店を開くのに必要なものがおおよそ揃えられます。

見える限りお店が並んでいる様は壮観ですよ。

私はお菓子作りが趣味なんですが、かっぱ橋道具街には、焼き菓子に使う洋酒がずらっと並んでいるお店や、クッキーの型の種類が無限にあるお店なんかがあって、とっても楽しいです。

 

〈通な情報:通いたい製菓道具店「おかしの森」・「馬嶋屋菓子道具店」〉

お菓子を作ることがある方に、私が普段通っている製菓道具店を2軒ご紹介します。

まず1軒目は、秘密基地感がたまらない「おかしの森」です。

 

 

「おかしの森」と書かれた階段を上がっていくと、2階には製菓用品がずらっと並んだ空間が広がっています。

クッキー型やケーキ型が所狭しと並んでいて、見ているだけでワクワクしてきます。

世界各国から集めた道具が、店内になんと11000点以上並べられているそうです。

いろんな種類の製菓道具がお店の中にぎゅっと集まっていて、その中から欲しいものを見つけるのが、秘密基地を探検しているようで、お気に入りのお店です。

買いたいものがないときでも、新しい道具に惹かれて「こんなお菓子作ってみたい」「この型があったらあれができるかも」というアイディアがわいてきて、つい何か買ってしまいます。

3階には姉妹店の「フレーバーランド」があり、リキュールや香料が山ほど並んでいます。2軒合わせて、ぜひ行ってみてほしいです。

 

・店舗情報

おかしの森

所在地:東京都台東区松が谷1-11-10 2F

営業時間:平日/9:30-17:20 祭日/10:00-16:50

定休日:日曜

公式HP:https://www.okashinomori.com/index.html

 

 

2軒目にご紹介するのは、はす向かいにある「馬嶋屋菓子道具店」です。

こちらは、商品の見せ方や、内装のデザインがセンスに溢れていて、「お菓子作りのテーマパーク」みたいなお店です。

品揃えも随一で、地下1階から2.5階まであり、幅広いジャンルの製菓道具がなんでも揃います。定番のものはもちろん、動物やキャラクターのかわいい型も売っています。

そしてなんといっても、見てほしいのがクッキータワーです。階段の吹き抜け部分に金網があり、地下から最上階まで、クッキーの型が飾られています。

これは否応なしにテンションがあがってしまいます。

お菓子作りが好きな方も大満足の品揃えですし、「お菓子作りちょっと気になるかも…」という方には、お菓子作りを始めるきっかけになる、そんなお店だと思います。

 

・店舗情報

馬嶋屋菓子道具店

所在地:東京都台東区西浅草2-5-4

営業時間:平日・土曜/9:30-17:30 日曜・祝日/10:00-17:00

定休日:正月・お盆

公式HP:https://majimaya.jp/

 

以上が私の考える、浅草楽しいスポットです。

遠方から遊びに来るなら、隅田川を渡り、スカイツリーやソラマチに行くのもおすすめです。

歩くと少し距離がありますが、電車もあります。

カフェ好きの方なら、夕方から蔵前に移動してカフェ巡りするのも楽しいと思います。

 

観光地としては1日で十分と思われてしまうこともある浅草ですが、魅力は雷門と食べ歩きだけではありません。

賑やかなエリアはいくつもありますし、グルメに至っては何年かすまないと周り切れないくらいたくさんあります。

浅草のディープさと楽しさを、ぜひいろんな方に知っていただきたいです。

 

 

writer  C.Yamada

 

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