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2023.07.24

ヨーロッパ旅行記⑤ ローマ編

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前回の記事に引き続き、建築に注目しつつ、ヨーロッパ旅行の思い出をお話します。

 

再びTRENITALIAに乗ってローマへ移動しました。

テルミニ駅に到着して、スーツケースを引っ張りながらホテルに移動していると、史跡の多さに驚かされました。

とても古そうな立派な建物が見えて「あれはなんだ?」と地図アプリで確認すると、とんでもなく昔の史跡や宮殿や教会なんです。

 

 

これはテルミニ駅を出てすぐの「ディオクレティアヌス浴場」です。

ローマ皇帝のディオクレティアヌスが、なんと306年に建設した公衆浴場です。

306年の建物が街中に…?

理解が追い付きません。

 

 

目に入る建物すべて長い歴史がありそうで、つい足がとまり、街を歩くのにも時間がかかります。

真ん中の写真は歴史ありそうなホテルについていた、小さい竜が電灯をくわえている装飾です。記事を書きながら調べてみたら、このホテルは「パラッツォ ナイアディ」という高級ホテルで、建物は19世紀の宮殿でした。宮殿が街中に…!?

右は宿泊したホテルのエレベーターです。扉が手動で開けるタイプでした。いつ建設された建物だったのでしょう。

さて、ローマと言えば「ローマの休日」ですよね。

私は見たことがないのですが、かわいい女の人がジェラートを食べているところや、トレヴィの泉、真実の口の画はうっすら知っていました。

 

 

そして、こちらが「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていた、スペイン広場の階段です。

今は飲食禁止なのでジェラートを食べることはできませんが、ジェラートを持っているふりをして記念撮影しました。

 

 

もちろんジェラートも食べてきました。

イタリアで人気のチョコレートショップ「Venchi」、ヴァチカン市国近くの「Bridge Old Gelateria」、フィウミチーノ空港の「Eataly」、どこのジェラートも本当においしくて幸せでした。

 

 

こちらが真実の口です。古代のマンホールのふたや、水道に関するものだと言われています。

「ローマの休日」でよく知られており、日本の道の駅に真実の口型の占いマシーンが合ったりもしますよね。

もともとは、昔裁判のときに被告がここに手を入れて尋問され、噓をつくと後ろに隠れている人に斧で手を切り落とされたのだとか…?昔「不倫した女性の手を食いちぎる」という言い伝えがあったのだとか…?いずれにせよ物騒な話ですね。

 

 

真実の口を訪れたら、ぜひ寄ってほしいのがトラットリア「ダ エンツォ アル29」です。大人気のトラットリアで、昼過ぎには行列していました。

旅行中おいしいものをたくさん食べましたが、一番また食べたいのはここのカルボナーラです。濃厚で、塩気が後を引く、本当においしかったです。ほろ苦いティラミスも絶品でした。

 

 

そして、こちらがトレヴィの泉です。

街中を歩いていて、道を曲がるとふいに噴水があるので、驚きと感動もひとしおでした。

力強い彫刻と、明るい色の水が印象的な、バロック様式の噴水です。

一応ヨーロッパの建築様式の流れを再掲します。

 

古典建築

  • ギリシャ建築:美しい神殿を追求した建築
  • ローマ建築:大衆施設を発展させた建築

中世建築

  • ロマネスク建築:重厚感が特徴の建築
  • ゴシック建築:軽さ・高さを追求した建築

近世建築

  • ルネサンス建築:ローマ建築の復興を目指した建築
  • バロック建築:豪華で煌びやかな建築

近代建築

  • 新古典主義建築:ギリシャ建築の復興を目指した建築
  • ネオ・○○建築:それぞれの建築様式の復興を目指した建築

 

後ろを向いて肩越しにコインを投げ入れることができると、再びローマに来ることができるという伝説があります。

 

 

バロック様式の噴水では、ナヴォーナ広場も見事です。教会の前に3つの噴水がある広場です。

一番有名なのは教会の正面にある「四大河の噴水」で、世界の四大河川を擬人化した、筋骨隆々な4体の彫像が噴水を囲んでいます。

この広場には実は面白い話があります。

広場の中心にあるサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会を手掛けた建築家ボッロミーニと、噴水の彫刻を手掛けた芸術家ベルニーニは、当時バロック建築を代表する2大巨頭でしたが、犬猿の仲だったというのです。

信憑性は低いようですが、ナイル川の彫像は頭に布をかぶっているのは「教会を視界に入れたくないから」、ラプラタ川の彫像が教会に手を伸ばしているのは「教会が倒れてこないように」という説があるそうです。

 

 

ローマ建築の代表格として以前建築様式の記事でご紹介したコロッセオです。

建設当時の座席や床は、今はなくなってしまっていますが、建物の迫力や重々しさには目を見張りました。

私が訪れた日も観光客が多い印象でしたが、当時試合が行われた日は4万人がつめかけ、今以上の混雑と熱狂だったというのだから驚きです。

 

 

こちらもローマ建築です。パンテオンの「パン」はギリシャ語で「すべての」、「テオン」は「神の」という意味の言葉で、かつてすべての神々のための神殿だった建物です。

非常に歴史が深く2000年以上も前に建てられたそうですが、そうは思えないほど大きく、整った形をしており、堂々たる佇まいです。

かのミケランジェロが当時「天使の設計」と称賛したと言われています。

入ってみると天井は綺麗な円形のドームでした。

 

 

最後にローマの中にあるヴァチカン市国についてご紹介します。

世界一小さい国でもあり、キリスト教カトリックの総本山でもあります。

 

 

ヴァチカンの中心あたりに位置するサンピエトロ大聖堂は、圧倒されるスケールの教会です。

写真で伝わるかわかりませんが、人の背丈と比べて天井がとにかく高く、建物全体が大きく、一歩入るだけで、自分のちっぽけさを感じるようでした。

教会内には立派で大きな彫刻が随所に飾られており、特に真ん中の祭壇と、その奥の飾りは目を引きました。すべてにおいて筆舌しがたい美しさ・豪華さ・神々しさでした。

この大聖堂の建築はルネサンス様式とバロック様式だそうです。

華やかな装飾はいかにもバロック様式ですね。

 

 

ヴァチカン美術館は、歴代ローマ教皇のコレクションを飾る、世界最大級の美術館です。なんと見学コースの全長は7kmにも及ぶそうです。

建物はもともと歴代の教皇が生活していた宮殿で、ラファエロ作「アテネの学堂」、ミケランジェロ作「最後の審判」「アダムの創造」などの壁画も見ることができます。

展示されている作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなど有名芸術家の作品をはじめ、古代の遺産や、現代アートなど多岐にわたります。

 

ヴァチカン市国を回った後、私はパリに戻り、飛行機で日本に帰ってきました。

長くなってしまいましたが、ヨーロッパの旅の思い出話はこのあたりで終えたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。

どの街も日本とは文化やセンスが全く異なり、弊社が扱う「物件」「家」「街」「土地」という観点で見ても、とても興味深く、貴重な経験でした。

社会人になっても、ぜひまた行きたいです。

 

writer  C.Yamada

 

 

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